無職になろうと思ったきっかけ
Last-modified: 2018-05-08 (火) 12:21:40 (12d)

Tag: 人生伝記 就職 無職

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概要

21歳で専門学校を卒業し、そこから10年間勤めたIT企業を退職することを決意しました。


退職する理由は、人それぞれ、様々な理由があると思います。


例えば、

  • より給与や知識のグレードの高い会社に転職する
  • 今の仕事が単純につまらないから転職したい
  • 自分の夢を叶えるために仕事を辞める必要がある
  • 働きたくないでござる
    などなど。

そして、退職後のルートもいくつかあります。

  • 転職ルート
  • 起業ルート
  • 無職ルート
  • 再勉強(学生)ルート

私の場合は、無職ルートを選択しました。


今回は、30歳になって、なぜ無職ルートを選択したのか、そのきっかけをまとめました。

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無職を決意した最初のきっかけ

無職計画始動は約3年前(2015年ごろ)になります。
最初は本気度も高くなく、ゆるゆるな気持ちで考えていました。


どちらかというと、無職になったらというより、時間が自由に使えたら何をしたい のような考えから始まりました。


例えば、サイクリングが趣味なので 「自転車で日本一周をする」 だとか、自分で勉強して 「面白いWEBサービスを展開したい」 「ゲームを作りたい」など、もやもやっと妄想していました。
そんなただの妄想れが徐々に に変わっていくのです。


しかし、なかなか行動に移す「きっかけ」がありませんでした。
さすがに、無職になるにも、転職するにも、環境を大きく変えるのは、かなり勇気が必要です。


そのまま、妄想に耽る日々が3年ほど続きました。

そして現在、いくつかの無職になるためのきっかけ(条件)が整ったため、ようやく行動に移すことが出来ました。


3年間は「ただの妄想で、ただの雑な夢」 でしたが、そもそもこれを考えていなければ行動することすらしなかったと思うので、今考えると、大事なきっかけの一つだったのではないかなと思います。
妄想でもいいので、「どういうことをしたい」というのは考えておくといずれ役立つと思います。

勤めていた会社について

私は10年間、とある中小IT企業に勤めていました。


業務内容は、インフラ設計、インフラ運用、セキュリティ対策のインフラ業務をベースとした仕事です。
仕事は順調で楽しく、職場環境も良く、給料も悪くないレベルで、それなりに充実したものでした。


これだけ見ると、辞める理由は見当たらないように思えます。


しかし、傍からみて良さそうな環境だとしても、やはり長期に渡って働いていると、悪い面も見えてきてしまいます。


まずは、退職する理由のひとつとして、勤めていた会社に関する問題点を挙げます。

勤めていた会社に未来を感じなかった

私が勤めていた会社は大手マスメディア関係の子会社でした。


会社の仕事の大半は親会社からの請負業務で、自社サービスもほとんどなく、親会社の依存度が高いため、親会社の業績で大きく左右します。


そしてマスメディア関係ということは、今現在、インターネットにシェアを奪われ、かなり辛い時代となっています。
入社したての頃は業界的にもまだ調子が良く、仕事も活気あふれる内容が多かったのですが、最近はとても辛い時代になり、予算は削られ、ただただコストカット作業に追われる日々になっていきます。


ここ数年の会社の総会でも、「今後は厳しくなる」との話ばかりで、一行に改善策が見出だせないようでした。


まだ中堅レベルの私にとっては仕事もそこそこ多く、個人の業務としては楽しいものもありましたが、会社全体としてみると今後は期待できない状況になっていました。
業務内容も徐々につまらなくなる一方だったため、そろそろ転職を考える必要がありそうだと思っていた時期でした。



尊敬できる人がいない

業界に元気があった時代は、多くの仕事を親会社から発注してもらっていたのでしょう。
しかし、それにより親会社への依存度が高くなってしまいます。


黙っていても仕事がじゃんじゃん入ってきたため、外部から仕事を取ってきたり、自社サービスのような新規プロジェクトを立ち上げるなど、自発的に行動する必要性がありません。
つまり、先輩に新規プロジェクトを発足、遂行できるような行動的な人物はほぼおらず、親会社と一緒に沈んでいく未来しか見えません。


その結果、仕事が出来る若手社員は転職してしまいます。


私から見ても、「この先輩はすごい仕事できる人だ!一緒に仕事したい!」と思えるような人は、ほとんど30歳前後で転職してしまいました。


残っているのは、仕事を与えられるまでダラダラと待っているような中年の方がほとんどです。
次に会社を担う世代に尊敬できるような人がいないということは、会社の良い未来もないだろうという考えに行き着きます。


もちろん私自身が自発的に会社を変えようと行動することも出来るでしょう。
しかし他の人はそう簡単に環境を変えられない(変えようと思わない)ので、それを説得するだけでも相当な労力になります。


私自身、今の会社にそこまで思い入れはないので、労力を使ってまで変えようと思いません。


尊敬できる人を見つけるなり、大きなプロジェクトに関わりたいならば、私自身が別の環境に移ったほうが手っ取り早いのです。

補足ですが、先輩方はいい人ばかりですし、職場環境も良いですし、給料も決して悪くありません。

単純に向上心の満ち溢れているような他の会社が魅力的に写っているだけであり、おそらく「隣の芝生は青く見える」のかもしれませんね。

人生について

私もついに30歳を超えてしまいました。


社会人であれば、すでに中堅レベルの責任感ある仕事をしている人も多いでしょう。
起業し、社長として活躍している人も少なからずいる年齢でしょう。


プライベートでは、結婚し、子供を産み、家族とともに歩み、自分だけの人生ではなくなっている人もいます。




今現在、私は結婚もしておらず、自分のためだけに生きているような緩い人生を歩んでいます。
仕事はそこそこ真面目にやっていましたが、プライベートは人に話せるような面白いこともなく、ただ時間だけが過ぎていくような人生です。


こんな生活、こんな人生で本当に良いのだろうか。


30歳に近づくにつれ、そのような考えばかりするようになりました。



自由な時間が欲しかった

社会人になると皆忙しいものです。


仕事が終わって家に帰ってきても、2~3時間しか自分の時間がありません。
子供がいる家庭だと、下手したら自分の時間が全くないかもしれません。


その2~3時間を何に使うか。


資格を取ろうと思ったら、その時間を勉強に当てなくてはなりません。
その間は、趣味などに使う時間がなくなり、ストレスが溜まる一方になります。


逆にゲームやアニメなど、昔からの趣味をしようにも、「この時間無駄になっているんじゃないかな」という自己嫌悪から純粋に楽しめなくなってしまいました。
ゲームやアニメは「大人になるとつまらなくなる」とよく聞きますが、これって単純に時間が足りなくて、他のやるべき事の時間を犠牲にした自己嫌悪であって、ゲームやアニメ自体がつまらないわけじゃないと思うんですよね。
結局、大人になると知識が増えた分、やりたいことが増えてしまい、何をやるにも時間が足りなくなり、他のことが出来なかった自己嫌悪感からつまらなく感じてしまうような気がします。
ゲームやアニメに限らず。


つまり、「時間が足りない」ことが問題であって、時間があれば、また昔みたいに多くのことが楽しめるようになるのではと思ったわけです。


別にもっとゲームをやりたいとかではなく、時間があれば、自分がやりたいと思ってた「新しいこと」にチャレンジできる時間も作れます。
時間があって、やりたいことが出来ているということは、ゲームをやっても自己嫌悪感が徐々に薄れていくかもしれません。


時間が足りないことによる自己嫌悪の負の連鎖を打ち切ることができます。


もちろん、時間があっても生活していれば お金の問題 が出てきます。
その解決策は別途考える必要があります。(後述)



人生を変えたい

30年以上生きてきて、ふと思ったのことがあります。


「俺って、ダラダラ生きてきただけだよなぁ」と。


30年間、ずーっと平凡に生きてきました。


学生時代も、学業は平凡な成績、部活動も平凡な実績。


仕事はそれなりに真面目にやってきたけれど、後世に残せるような素晴らしいことをやったわけでもない。
普通のどこにでもあるような仕事。


プライベートも、結婚しているわけでもなく、ただ適当に働きながら自堕落な生活をしているだけ。
趣味も特に何かを極めるわけでもなく、広く浅く手をつけては飽きるの繰り返し。




なんか、本当につまらない人生を送ってるなぁと思ったわけです。
「リアル充実していない感」をとても強く感じています。




たった一度の人生ですよ?




それを毎日まいにち、仕事、浅い趣味の繰り返しをしているだけの日常を過ごしているだけなのです。
このまま行ったら、死ぬまであと30~50年間同じ日々の繰り返しになりそうです。
仮にもし、定年後に何かチャレンジしようと決断しても、体が今と同じようには動かないかもしれません。




なので、お金が多少あり、体が無茶ができる20~30歳代のうちに人生を変えられるような 大きなチャレンジ をしようと思いました。
でないと、あとで本気で後悔する未来しか見えません。




さて、人生において、大きなチャレンジとはどういうものがあるでしょうか。


私にとって、大きなチャレンジとは以下のようなことが当てはまりました。


・起業をする、自分の力でお金を稼ぐ
・夢を叶える

自分の平凡なつまらない人生を変えるには、ざっくりこの2つかなと。


これについて具体的な話は、「無職になった後にやりたいこと」にまとめます。



健康について

父親の病気

私が30歳になる直前、64歳の父が心臓病(狭窄症)を患いました。
入院当日も元気にバトミントンをしていたらしいのですが、運動後の心臓の痛みが酷く、病院にいったらすでに心筋梗塞がいつ起きてもおかしくない状態とのことでした。


この心臓病は、後日、8時間以上に及ぶ心臓の血管のバイパス手術を行い、なんとか無事成功し、基本的には、普通の生活に戻ることが可能とのことで安心していました。




しかし、その3か月後の検査で今度は「癌」が発覚したのです。




入院前や退院後も、普通に元気そうな生活をしていただけに、人生は本当にいつ何があるか分からないものと悟りました。


うちはガン家系らしいなので、私も60歳くらいで同じ状況になる可能性が高いです。
つまり、定年までこのままダラダラと仕事を続け、いざ自由の身になったら体がボロボロでした--。なんてことは本当に洒落になりません。


年齢が上がるにつれて病気や老化によって、体が動かなくなり、いざ行動しようと思ったときに何もできなくなるリスクは増加します。


健康の観点からであれば、若ければ若いほうが良いと思います。
30歳でも体はすでに重くなっていますので、少し遅かったかなと後悔している部分もありますが、まだまだ体は動くので今のうちに行動することにしました。



お金について

生活資金の問題

私も10年間はしっかり働いてきました。
そして、上記に書いたとおり、平凡な人生を送ってきたため、実はそんなにお金を使うこともなく、そこそこ貯金が溜まっていました。


ちょうどその頃、投資(投機)としてFXに手を出していて、なんだかんだ生活できるくらいはお金を稼ぐことが出来ていました。
つまり、働かなくても生活できる程度の収入と貯金があったため、無職になるための十分な条件が揃っていました。


もちろんFXは甘く見ているわけでもなく、1年程度はお金を捨てる覚悟で勉強しながらやってみて、駄目だったら潔くちゃんとした仕事をしようと考えています。


とはいえ、貯金だけでも数年は生活できるくらい溜まっていたので、FXがなくても、チャレンジする十分なきっかけになっています。


こういう いざ という時のために、貯金は本当に大事です!

まとめ

今回、「勤めていた会社の問題点」と、「つまらない人生を変えたい気持ち」が、無職になるきっかけと結びつきました。




そして、30歳という年齢自体が 重要なきっかけ だったのかなと思います。


この30歳という年齢は、下記に当てはまります。

  • 人生を変える(夢や起業等を実行する)のに予算的、経験的、知識的に十分な蓄えができたこと
  • 容易に転職するのにギリギリの年齢であること

もちろん子供がいるなど、立場によっても変わりますが、私と同じよう人生を変えたい独身男性にとっては、やり直しができる大きなチャンスです。


30歳くらいなら(遊び呆けてなければ)夢を叶えるために行動できるくらいの貯金も溜まっているでしょう。
仮に、自分の夢を叶えるのに失敗しても、35歳くらいまでなら転職もある程度は容易に出来ますし、リスクは低く抑えられます。


もちろん40歳になっても50歳になっても人生を変えようと行動しても全然いいと思います。
ただし、徐々にリスクが高くなっていくことを忘れないようにしないといけません。


本気で行動するなら早いほうが断然良いです。
失敗するにも若いうちのほうが怪我は少なくて済みますし、これから長期にわたる未来にその経験が役に立ちます。


年齢があがればあがるほど、失敗が怖く、難しくなります。
失敗した経験を活かせる年数も減ります。
健康の観点からも、そもそもチャレンジできなくなってしまうかもしれません。

このようなきっかけから、今こそ、一度無職になって人生のやり直しをしようと決意したのです。


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